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カメンソウノカイジケン 仮面荘の怪事件

仮面荘の怪事件

在庫なし

定価
836円(本体価格:760円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. ヘンリ・メリヴェール卿シリーズ
判型
文庫判
ページ数
323ページ
初版
1981年8月21日
ISBN
978-4-488-11905-8
Cコード
C0197
文庫コード
M-カ-1-30

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内容紹介

ロンドン郊外の広壮な邸宅、〈仮面荘〉。ある夜、不審な物音に屋敷の者たちが駆けつけると、名画の前に覆面をした男が瀕死の状態で倒れていた。その正体はなんと、屋敷の現当主スタナップ氏その人だったのだ! なぜ自分の屋敷に泥棒に入る必要があったのか? そして、彼を刺したのはいったい誰なのか? 謎が謎を呼ぶ、ディクスン・カー中期の本格推理。

著者紹介

カーター・ディクスン /ジョン・ディクスン・カー

アメリカの作家。1906年生まれ。〈不可能犯罪の作家〉といわれるカーは、 密室トリックを得意とし、 怪奇趣味に彩られた独自の世界を築いている。 本名ではフェル博士、 ディクスン名義ではヘンリ・メリヴェール卿 (H・M) が活躍する。 作風は 『赤後家の殺人』 等初期の密室ものから、 『皇帝のかぎ煙草入れ』 など中期の心理トリックもの、 そして 『死の館の謎』 等晩年の歴史ものへと変遷した。1977年歿。

厚木淳 (アツキジュン)

1930年、東京日本橋に生まる。1953年、京都大学卒業。東京創元社取締役編集部長を経て、翻訳家。訳書に、火星シリーズをはじめとする、東京創元社より刊行のバローズ全作品、クリスティ『晩餐会の13人』『ポワロの事件簿1,2』、ほか多数がある。2003年歿。