ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

サツジンシャトキョウカツシャ 殺人者と恐喝者

殺人者と恐喝者

在庫なし

定価
946円(本体価格:860円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. ヘンリ・メリヴェール卿シリーズ
判型
文庫判
ページ数
316ページ
初版
2014年1月31日
ISBN
978-4-488-11836-5
Cコード
C0197
文庫コード
M-カ-1-37
装画
ヤマモトマサアキ
装幀
折原若緒/フォーマット:本山木犀

オンライン書店で購入

内容紹介

美貌の若妻ヴィッキー・フェインは、夫アーサーがポリー・アレンなる娘を殺したのだと覚った。居候の叔父ヒューバートもこの件を知っている。外地から帰って逗留を始めた叔父は、少額の借金を重ねた挙げ句、部屋や食事に注文をつけるようになった。アーサーが唯々諾々と従っていた理由が、これで腑に落ちた。体面上、警察に通報するわけにはいかない。そ知らぬ顔で客を招いた夜、衝撃的な殺害事件が発生。遠からぬ屋敷に滞在し回想録の口述を始めていたヘンリ・メリヴェール卿の許に急報が入り、秘書役ともども駆けつけて捜査に当たることとなった。捜査の合間も口述を進めるH・Mの推理は如何に。解説=麻耶雄嵩

著者紹介

カーター・ディクスン /ジョン・ディクスン・カー

アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ(1906-77)。本名ジョン・ディクスン・カー。1930年に予審判事アンリ・バンコランを探偵役とした『夜歩く』を発表。以後、ギディオン・フェル博士シリーズの『帽子収集狂事件』『曲がった蝶番』、ノンシリーズの『皇帝のかぎ煙草入れ』(以上カー名義)、ヘンリ・メリヴェール卿シリーズの『黒死荘の殺人』『ユダの窓』など、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものし、熱狂的な読者を獲得。〈不可能犯罪の巨匠〉と呼ばれる。

この本もおすすめ