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ダマシエノオリ 騙し絵の檻 【新装版】

騙し絵の檻

在庫あり

定価
1,144円(本体価格:1,040円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
314ページ
初版
2000年12月15日
改訂
2024年3月15日
ISBN
978-4-488-11206-6
Cコード
C0197
文庫コード
M-マ-11-3
写真
Paulo Rui Martins/Getty Images
装幀
岡本洋平(岡本デザイン室)

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内容紹介

無実の主張もむなしく、二人を殺めた冷酷な犯罪者として投獄されたビル・ホルト。そして十六年が過ぎ、仮釈放された彼は推理の鬼となる──自分を罠に嵌めた真犯人を突き止め、殺すために。疑惑を追い、仮説を検討しつくした果てに、明らかになる驚愕の真相! 識者により、2000年代の十年間に翻訳された海外本格ミステリの頂点に選ばれた、犯人当ての大傑作。解説=法月綸太郎

著者紹介

ジル・マゴーン

イギリスの作家。1947年スコットランド生まれ。83年にデイヴィッド・ロイド警部とジュディ・ヒル部長刑事が活躍するシリーズの第一作『パーフェクト・マッチ』を刊行、作家デビューする。その後は同シリーズを中心にミステリを執筆した。日本では特にノンシリーズ長編『騙し絵の檻』の評価が高い。そのほか翻訳された作品に『牧師館の死』『踊り子の死』、エリザベス・チャップリン名義の『幸運の逆転』がある。2007年没。

中村有希 (ナカムラユキ)

1968年生まれ。1990年東京外国語大学卒。英米文学翻訳家。訳書に、ソーヤー『老人たちの生活と推理』、マゴーン『騙し絵の檻』、ウォーターズ『半身』『荊の城』、ヴィエッツ『死ぬまでお買物』、クイーン『ローマ帽子の謎』など。