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シミノテチョウ23 紙魚の手帖 vol.23 JUNE 2025

紙魚の手帖 vol.23 JUNE 2025

在庫僅少

定価
1,540円(本体価格:1,400円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 紙魚の手帖
  1. 国内ミステリ > ミステリ
判型
A5判並製
ページ数
317ページ
初版
2025年6月13日
ISBN
978-4-488-03128-2
Cコード
C0093
装画
飯田研人
装幀
アルビレオ

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内容紹介

■2025年の要注目翻訳ミステリを一挙ご紹介。特集「『自由研究には向かない殺人』著者最新作の先行掲載などで贈る 謎解きの故郷にして最前線──英国ミステリ特集!」。■気鋭による、香港を舞台にした映画をめぐる物語。新連載、一色さゆり『電影ノスタルジア』。■読切 〈呻木叫子〉シリーズ最新作、大島清昭「蘆野家の怪談」。母親が愛娘に抱く疑惑を描く、君嶋彼方「娘の呼吸」。■第25回本格ミステリ大賞全選評、一挙掲載ほか。

目次

【特集『自由研究には向かない殺人』著者最新作の先行掲載などで贈る
謎解きの故郷にして最前線──英国ミステリ特集!】
夜明けまでに誰かが ホリー・ジャクソン 服部京子 訳
●キャンピングカーに閉じこめられた6人の学生。その中の「誰かがかかえる秘密」を明かさねば、狙撃者に皆殺しにされてしまう──。『自由研究には向かない殺人』の著者の新作を特別先行掲載!

荒っぽいゲーム A・A・ミルン 山田順子 訳
●田舎町の奇妙な殺人。容疑者は三人。事件のあらましを聞いた探偵作家は……

東京創元社の英国ミステリ今後の刊行予定
●巨匠や大人気作家から本邦初紹介の気鋭まで、これから創元推理文庫で刊行される作品をご紹介。

【コラム】
2025年上半期翻訳ミステリの動向 古山裕樹

【新連載】
電影ノスタルジア 第1回 一色さゆり
●〈ノスタルジア〉とは映画館の名前。連載第一回は現代と、返還直前の一九九七年の香港──

【小説・連載】
深い緑の部屋 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加
●知り合いの個展を手伝うことになった望。しかしどこか様子がおかしくて──

きみのかたち 第17回 坂木 司
●シュンの親に気付かれないようにメッセージを伝える──大地たちは知恵を出し合い、計画を進めるが

その火を消し止めて 第3回 辻堂ゆめ
●事件解決は時間の問題だ。そう考える刑事たちを嘲笑うかのように、火の手が上がった

エンジェルエンジェル 寺地はるな
●隣家の幼なじみの真綾は、急に我が家にやって来てビールを飲まないかと誘う……

デフ・ヴォイス5 第二話 夜の海の底から 丸山正樹
●刑事である母・みゆきに、従兄の司のことでと呼び出された美和は……。好評シリーズ第二話

【小説・読切】
蘆野家の怪談 大島清昭
●この家の長女は、二十五歳になると命を絶つ──「大足様」の呪いのためだ。〈呻木叫子〉シリーズ最新作

娘の呼吸 君嶋彼方
●愛娘の千花は自分の夫を殺したに違いない。そんな疑惑を抱く「私」は、未だに亡夫の母と暮らす娘の元を訪れるが……

【コミック】
第12回 強い地球人と靴 熊倉 献
●「俺たち、もう別れよう」。気が強いせいで離ればなれになった二人の、それからの話

【第25回本格ミステリ大賞全選評】
第25回本格ミステリ大賞受賞作決定!
第25回本格ミステリ大賞選考経過
受賞の言葉 [小説部門]逸木 裕 [評論・研究部門]新保博久・法月綸太郎
選評 小説部門
選評 評論・研究部門

【ESSAY】
私の小さな地図帖 その十二 静かに野菜スープが 山崎佳代子
装幀の森 第17回 山田英春
翻訳のはなし 第二十一回 登場人物とのおしゃべり 法村里絵
乱視読者の読んだり見たり 第16回ヒロインたちの肖像 若島 正
ホームズ書録 予想外な設定改変のホームズ翻案 北原尚彦

【COLUMN】
みすてりあーな・のーと その7 三十年に亙(わた)るリスト作り 戸川安宣
ごほうびごはん*故郷の味、鮭の味 櫛木理宇
行かない旅の栞*夢のニューカレドニア 東 曜太郎
読書日記 青山ヱリ

【INTERVIEW 期待の新人】
小倉千明
水見はがね
宮原海渡

【BOOKREVIEW】
[文芸全般]   瀧井朝世
[国内ミステリ] 宇田川拓也
[翻訳ミステリ] 村上貴史
[SF]      渡邊利道
[ファンタジイ] 三村美衣

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