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シミノテチョウ21 紙魚の手帖 vol.21 FEBRUARY 2025

紙魚の手帖 vol.21 FEBRUARY 2025

在庫僅少

定価
1,540円(本体価格:1,400円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 紙魚の手帖
  1. 国内ミステリ > ミステリ
判型
A5判並製
ページ数
287ページ
初版
2025年2月14日
ISBN
978-4-488-03126-8
Cコード
C0093
装画
飯田研人
装幀
アルビレオ

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内容紹介

■第24回大藪春彦賞受賞作『トリカゴ』で活躍した、刑事たちの新たな活躍! 辻堂ゆめ、ミステリ長編新連載『その火を消し止めて』スタート。■気鋭6名による傑作読み切り 笹原千波「限りある夜だとしても」、似鳥鶏「日常的な非日常」、町田そのこ「蛍が舞うころに」、溝渕久美子「五パーセントの存在理由(レゾンデートル)」、雪富千晶紀「午前零時の講演会 新釈『耳なし芳一』」。■2024年ヒューゴー賞短編部門候補作、宝樹「美食三品」掲載ほか。

『紙魚の手帖vol.21』掲載の宝樹「美食三品」の扉に、訳者である立原透耶先生のお名前が記載されておりませんでした。電子書籍配信版では、記載したものに差し替えいたしました。立原先生ならびに読者の皆さまに御迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますとともに、ここに訂正させていただきます。

目次

【新連載】
その火を消し止めて 第1回 辻堂ゆめ
●『トリカゴ』で活躍した刑事たちが挑む、新たな事件。待望の新連載スタート!

【小説・連載】
きみのかたち 第15回 坂木 司
●周囲に迷惑ばかりかける嫌われものの転校生。だけど、彼がそんなふうになったのには理由があって――

フルハウス 第5回 堂場瞬一
●昨夜も夜中までエゴサーチをしてしまった。ネットで早見を非難する声が上がっているのだ……

※西條奈加「お蔦さんの神楽坂日記」は休載です

【小説・読切】
限りある夜だとしても 笹原千波
●余命わずかな友人からの呼び出し。ふたりは食事をし、夜の住宅街を歩きながら静かに言葉を交わす

日常的な非日常 似鳥 鶏
●茶道華道部で壺が割れる新たなトラブル発生。〈市立高校〉シリーズ最新短編登場

蛍が舞うころに 町田そのこ
●少し付き合ってくれないか――アルバイト先の先輩に頼まれて向かった先は、火葬場だった

五パーセントの存在理由(レゾンデートル) 溝渕久美子
●2030年代、〈感動〉がすべての価値を決めた。プロ野球の世界にも、それを数値化する〈感動係数〉が導入された――

午前零時の講演会 新釈「耳なし芳一」 雪富千晶紀
●大勢の死傷者を出したツアーバスの事故で、奇跡的に生還した芳一。後遺症で視力を失うも、一躍脚光を浴びて……

美食三品 宝樹(バオシュー) 立原透耶 訳
●もしも他人のグルメ体験を共有できるようになったら? 2024年ヒューゴー賞候補作

【コミック】
第10回 口口口口口 熊倉 献
●あなたはどんな漢字に住んでみたい? 久闊(きゅうかつ)を叙(じょ)する二人が見つけた、理想の間取りとは――

【ESSAY】
私の小さな地図帖 その十 遊びをせんとや 山崎佳代子
装幀の森 第15回 山田英春
翻訳のはなし 第十九回 携帯電話 三辺律子
乱視読者の読んだり見たり 第14回 悪書のすすめ 若島 正
ホームズ書録 古書即売会で知られざるホームズ翻案が 北原尚彦

【COLUMN】
ごほうびごはん*愛のラザニア 鈴森 琴
行かない旅の栞*旅先での心残り 澤村伊智
読書日記 紺野天龍

※戸川安宣「みすてりあーな・のーと」は休載です

【INTERVIEW 期待の新人】
雨井湖音
谷 夏読

【INTERVIEW 注目の新刊】
『願わくば海の底で』 額賀 澪

【BOOKREVIEW】
[文芸全般]   瀧井朝世
[国内ミステリ] 宇田川拓也
[翻訳ミステリ] 村上貴史
[SF]      渡邊利道
[ファンタジイ] 三村美衣

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