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カミノヒカリ 神の光

神の光

在庫僅少

定価
1,980円(本体価格:1,800円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 短編集
判型
四六判仮フランス装
ページ数
282ページ
初版
2025年9月26日
ISBN
978-4-488-02933-3
Cコード
C0093
装画・装幀
柳智之

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内容紹介

一攫千金を夢見て忍び込んだ砂漠の街にある高レートカジノで、見事大金を得たジョージ。誰にも見咎められずにカジノを抜け出し、盗んだバイクで逃げだす。途中、バイクの調子が悪くなり、調整するために寄った小屋で休むが、翌朝外へ出ると、カジノがあった砂漠の街は一夜のうちに跡形もなく消えていた──第76回日本推理作家協会賞短編部門の候補に選ばれた表題作を始め、奇跡の如き消失劇を5編収録。稀代のトリックメーカー・北山猛邦の新たな代表作となる、傑作推理短編集。

目次

「一九四一年のモーゼル」
「神の光」
「未完成月光 Unfinished moonshine」
「藤色の鶴」
「シンクロニシティ・セレナーデ」

著者紹介

北山猛邦 (キタヤマタケクニ)

1979年生まれ。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞してデビュー。物理トリックに定評がある一方、幻想的な独自の世界観でも読者を魅了し続ける。著書に『踊るジョーカー』『密室から黒猫を取り出す方法』『天の川の舟乗り』『少年検閲官』『オルゴーリェンヌ』『アルファベット荘事件』『「アリス・ミラー城」殺人事件』『つめたい転校生』『私たちが星座を盗んだ理由』『月灯館殺人事件』などがある。

著訳者の既刊本

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