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デンポウヨコクサツジンジケン 電報予告殺人事件

電報予告殺人事件

在庫僅少

定価
2,310円(本体価格:2,100円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
判型
四六判上製
ページ数
374ページ
初版
2025年5月30日
ISBN
978-4-488-02922-7
Cコード
C0093
装画
チカツタケオ
装幀
西村弘美

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内容紹介

ヴィクトリア朝大英帝国の巨大情報網の核となった電信事業。それを担う一員である電信士のローラ・テンパートンは、仕事と家庭を持つという夢の間で悩む日々を送っていた。
ある晩、彼女は電信局を訪れた局長アクトンの甥ネイト・ホーキンスを案内するが、アクトンは密室と化した局長室で死体となって発見された。容疑者と目されたネイトの無実を確信したローラは、自らの職能を活かして調査に乗り出す。翌日、警察署には謎めいた電報が届くが、そこには被害者アクトンともう一つ別の名が記されており……。
本格ミステリならではの趣向を随所に凝らした第三十三回鮎川哲也賞受賞第一作。

著者紹介

岡本好貴 (オカモトヨシキ)

1987年岡山県生まれ。鳥取大学大学院修了。2023年、「北海は死に満ちて」で第33回鮎川哲也賞を受賞。タイトルを『帆船軍艦の殺人』と改題のうえデビュー。動画配信者「ザルワーク」としても活動している。

著訳者の既刊本

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