ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ゲサク・タンジョウサツジンジケン 戯作・誕生殺人事件 【単行本版】

戯作・誕生殺人事件

在庫なし

定価
1,870円(本体価格:1,700円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
シリーズ
  1. ポテトとスーパー
判型
四六判並製
ページ数
312ページ
初版
2013年9月20日
ISBN
978-4-488-02723-0
Cコード
C0093
装画
Minoru
装幀
石松経章(Keisyo事務所)

オンライン書店で購入

内容紹介

青山から北関東のとある町へ移住した牧薩次(ポテト)とキリコ(スーパー)夫婦。亡き義父の願いから高齢出産を決意したキリコは、地元の女子中学生・美祢に住み込みで手伝いをしてもらうことにする。やがて、臨月間近の秋祭のさなか、キリコに謎の原稿が手渡される。助産師の息子の書いたミステリ作品らしい。それが、キリコたちに新たな事件をもたらすことになろうとは──。大きなお腹をかかえ難事件に挑むキリコと薩次、そしておなじみのキャストで贈る、シリーズ最終巻。「犯人は読者だ!」の衝撃作『仮題・中学殺人事件』から四十年を経て、ついに迎えるフィナーレ!

*第6位『2014本格ミステリ・ベスト10』国内編
*第16位『週刊文春 2013年ミステリーベスト10』国内編

著者紹介

辻真先 (ツジマサキ)

1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほか、大学教授として後進の指導にあたっている。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する。

著訳者の既刊本

この本もおすすめ