青山から北関東のとある町へ移住した牧薩次(ポテト)とキリコ(スーパー)夫婦。亡き義父の願いから高齢出産を決意したキリコは、地元の女子中学生・美祢に住み込みで手伝いをしてもらうことにする。やがて、臨月間近の秋祭のさなか、キリコに謎の原稿が手渡される。助産師の息子の書いたミステリ作品らしい。それが、キリコたちに新たな事件をもたらすことになろうとは──。大きなお腹をかかえ難事件に挑むキリコと薩次、そしておなじみのキャストで贈る、シリーズ最終巻。「犯人は読者だ!」の衝撃作『仮題・中学殺人事件』から四十年を経て、ついに迎えるフィナーレ!
*第6位『2014本格ミステリ・ベスト10』国内編
*第16位『週刊文春 2013年ミステリーベスト10』国内編
ゲサク・タンジョウサツジンジケン 戯作・誕生殺人事件 【単行本版】
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