タイヨウノイシ 太陽の石 【単行本版】
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内容紹介
かつて繁栄を誇ったコンスル帝国の最北西に位置する霧岬。そんな霧岬の村に住むデイスは、捨てられていたところを拾われ、両親と姉に慈しまれて育った。ある日ゴルツ山に登ったデイスは、土の中に半分埋まった肩留めを拾う。金の透かし彫りに、〈太陽の石〉。これは自分に属するものだ、一目でデイスは悟った。だが、それが眠れる魔道師を目覚めさせることになるとは……。『夜の写本師』『魔道師の月』で話題沸騰の著者の第三長編。解説=金原瑞人