ヒアシンスノイエ 風信子の家 神代教授の日常と謎
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内容紹介
W大教授・神代宗の自宅に、ひとつの贈り物が届けられる。箱の中身は「君にこの謎が解けるかな?」というメッセージと、家屋の精巧な立体模型。その模型の中で、人形は背中を刺されて殺されていた。現場は密室。いったいこの贈り物は何を意図したものなのか? メッセージに記されていた名前を頼りに、神代は自らの記憶を探りはじめる。真相の鍵となるのは『虚無への供物』と詩人・立原道造――。(表題作)ふしぎな心理の動きと謎解きを繊細に結びつけた力作ミステリ4編と、書き下ろし掌編「クリスマスは嫌い」を収録。《建築探偵》桜井京介の恩師・神代教授の事件簿、始動。著者あとがき=篠田真由美
目次
●収録作品
「風信子の家」
「夢魔の目覚める夜」
「干からびた血、凍った涙」
「クリスマスは嫌い」
「思いは雪のように降りつもる」
「風信子の家」
「夢魔の目覚める夜」
「干からびた血、凍った涙」
「クリスマスは嫌い」
「思いは雪のように降りつもる」