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フリヤマヌアメノサツジン 降り止まぬ雨の殺人 京都辻占探偵六角

降り止まぬ雨の殺人

未刊

定価
2,420円(本体価格:2,200円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. ミステリ・フロンティア
判型
四六判仮フランス装
ページ数
352ページ
初版
2025年11月28日
ISBN
978-4-488-02024-8
Cコード
C0093
装画
わみず
装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

古都・京都の「六角法衣店」にはもう一つの顔がある。店主である六角聡明(ろつかくそうめい)による「失せ物探し」だ。ある雨の十一月、一人の若い女性が店を訪れる。彼女の依頼は七年前に自動車事故で死んだ妹の遺品である日傘の「本当の持ち主」を探すことだった。
調査を始めた六角とその友人の安見直行(やすみなおゆき)だが、関係者と思われる男に接触を試みたところ相手が不審死を遂げ、続いて密室状況下で起きた殺人事件に巻き込まれる。現場に遺される暗号めいたアルファベット、そして現場周辺に現れる謎めいた白いワンピースの女……全ての断片が組み合わさったとき、驚愕の真実と底知れぬ悪意が浮かび上がる。
ミステリーズ!新人賞受賞者による初長編!

著者紹介

床品美帆 (ユカシナミホ)

1987年大阪府生まれ。同志社大学卒。2017年、「赤羽猫の怪」が第15回北区内田康夫ミステリー文学賞区長賞を受賞。18年、『レッドカサブランカ』が第28回鮎川哲也賞最終候補に、「ROKKAKU」が第15回ミステリーズ!新人賞最終候補となる。翌年「ツマビラカ~保健室の不思議な先生~」で第16回ミステリーズ!新人賞を受賞(受賞後、「二万人の目撃者」に改題)。魅力的なキャラクターの軽妙な会話劇に加えて、現代のガジェットを用いた骨太の物理・機械トリックも見どころとなる、新世代の本格ミステリの書き手として期待を集める。

著訳者の既刊本

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