高校生の小南通(こなみとおる)は、雨宿りに入った雑居ビルの喫茶店で〝名探偵〟に出会った──。探偵事務所、占いの館、古書店など、ビルに店を構える店子が喫茶店に持ち込む奇妙な謎の数々。日常に退屈していた小南は謎解きに挑むが、正解に辿り着くのは決まって喫茶店店主の娘、三津橋芹(みつはしせり)だった。
会社員の身辺を調べ回る偽探偵の目的、失踪した大学生の行方を日記だけを手がかりに捜す、古書に記された江戸時代の秘剣密室殺人の真相など、トリッキーな難問に挑む高校生コンビの推理と、店子たちのほろ苦い人生模様を描く連作短編集。
マルデメイタンテイノヨウナ まるで名探偵のような 雑居ビルの事件ノート
在庫あり
- 定価
- 1,870円(本体価格:1,700円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判仮フランス装
- ページ数
- 254ページ
- 初版
- 2023年6月30日
- ISBN
- 978-4-488-02021-7
- Cコード
- C0093
- 装画
- 丹地陽子
- 装幀
- 岩郷重力+T.N
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内容紹介
目次
「名刺は語らない」
「日記の読み方」
「不死の一分」
「パック寿司とハムレット」
「名探偵の死角」
「日記の読み方」
「不死の一分」
「パック寿司とハムレット」
「名探偵の死角」