●米澤穂信氏推薦――「胸おどる舞台設定と、ロジックを扱う手つきの確かさに、ミステリを読む楽しみとはこういうものだったと嬉しくなる」
天文学者サラ・ディライト・ローウェル博士は、自分の住む孤島で毎年、天体観測の集いを開いていた。ネット上の天文フォーラムで参加者を募り、招待される客は毎年、ほぼ異なる顔ぶれになるという。それほど天文には興味はないものの、家庭訪問医の加藤盤も参加の申し込みをしたところ、凄まじい倍率をくぐり抜け招待客のひとりとなる。この天体観測の集いへの応募が毎回凄まじい倍率になるのには、ある理由があった。孤島に上陸した招待客たちのあいだに静かな緊張が走るなか、滞在三日目、ひとりが死体となって海に浮かぶ。犯人は、この六人のなかにいる──。奇蹟の島で起きた殺人事件を、俊英が満を持して描く快作長編推理! 著者あとがき=久住四季
*第10位『2016本格ミステリ・ベスト10』国内篇
ホシヨミトウニホシハナガレタ 星読島に星は流れた 【単行本版】
在庫なし
- 定価
- 1,760円(本体価格:1,600円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判仮フランス装
- ページ数
- 330ページ
- 初版
- 2015年3月20日
- ISBN
- 978-4-488-01788-0
- Cコード
- C0093
- 装画
- 星野勝之
- 装幀
- 岩郷重力+WONDER WORKZ。