母のスミエに紹介されて、向かった先は風格のある寄せ棟造りの立派なお屋敷。そこで泉水を待っていたのは、一人暮らしの優雅な老婦人と、気のよさそうな通いの家政婦だった。亡き夫が残した本を朗読してほしいという老婦人の依頼に悪戦苦闘する泉水は、この屋敷に頻繁に無言電話がかかってきていることを知る。裏には怪しい少年たちの存在が? (第三話 八月の熱い雨)
ひとりで便利屋〈ダブルフォロー〉を営む青年・皆瀬泉水が出合う奇妙な謎と、依頼人たちの悲喜交々の物語。小説推理新人賞受賞作家が放つ、ハートウォーミングな連作集。
ハチガツノアツイアメ 八月の熱い雨 便利屋〈ダブルフォロー〉奮闘記
在庫なし
- 定価
- 1,870円(本体価格:1,700円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判仮フランス装
- ページ数
- 310ページ
- 初版
- 2006年8月30日
- ISBN
- 978-4-488-01721-7
- Cコード
- C0093
- 写真
- (C) L.O.S.164
- 装幀
- 岩郷重力+WONDER WORKZ。