●宮崎駿氏推薦――「心ふるえる、初々しい思春期をふしぎな男との出会いを通して描いている。妙にねじれず素直な描写、心あらわれる結末。ぼくは大スキです。おすすめ。」
【カーネギー賞/ウィットブレッド賞受賞】
古びたガレージの茶箱のうしろの暗い陰に、ぼくは不可思議な生き物をみつけた。青蝿の死骸にまみれ、蜘蛛の巣だらけの彼は誰……それとも、なに? ありふれた日常が幻想的な翳りをおびる瞬間、驚きと感動が胸をひたす。“この忘れがたい物語のことを、誰もが夢中になって語っている”と評され、英国児童文学の新しい傑作と讃えられた。新鋭の第1長編。訳者あとがき=山田順子
*「繊細かつ心を震わせる優しさで描かれた、愛と信頼の物語。読者の年齢など関係ない、素晴らしく深みのある1冊だ」――ウィットブレッド賞審査委員長
*「アーモンドは明らかに別格の作家だ。この10年に児童書の世界に現れた、最も刺激的な才能だろう」――リテラリー・レビュー
ケンコウコツハツバサノナゴリ 肩胛骨は翼のなごり【単行本版】
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