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オシロノヒトビト お城の人々

お城の人々

在庫あり

定価
2,640円(本体価格:2,400円)
ジャンル
  1. ファンタジイ > 短編集
判型
四六判上製
ページ数
230ページ
初版
2023年12月8日
ISBN
978-4-488-01130-7
Cコード
C0097
装画
さかたきよこ
装幀
岡本歌織(next door design)

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内容紹介

人間の医者と呪いにかけられた妖精の王女の恋を描いたおとぎばなしのような表題作ほか、犬と少女の不思議な絆の物語「ロブの飼い主」、お城に住む伯爵夫人対音楽教師のちょっぴりずれた攻防「よこしまな伯爵夫人に音楽を」、独特の皮肉と暖かさが同居する幽霊譚「ハーブと自転車のためのソナタ」など、恐ろしくもあり、優しくもある人外たちと人間の関わりをテーマにした短編全10編を収録。
ガーディアン賞、エドガー賞を受賞した著者の傑作短編集、第3弾。

目次

「ロブの飼い主」
「携帯用エレファント」
「よこしまな伯爵夫人に音楽を」
「ハープと自転車のためのソナタ」
「冷たい炎」
「足の悪い王」
「最後の標本」
「ひみつの壁」
「お城の人々」
「ワトキン、コンマ」

著者紹介

ジョーン・エイキン

1924年英国イースト・サセックス州生まれ。父はピューリッツァー賞受賞の詩人コンラッド・エイキン。ジャーナリストの夫が亡くなってほどなく、作家としての本格的なキャリアをスタートさせる。〈ダイドーの冒険〉シリーズ、〈アラベルとモーチマー〉シリーズをはじめ、大人向けのホラーストーリーや、ファンタジー短編集、詩、戯曲と、生涯にわたって百冊以上の本を出版した。1969年にはガーディアン賞、1972年にはエドガー賞を受賞している。2004年没。

三辺律子 (サンベリツコ)

東京都生まれ。フェリス女学院大学、白百合女子大学講師。訳書にジョーンズ『呪文の織り手』、ダレーシー『龍のすむ家』、ネルソン『君に太陽を』、フレミング『ぼくが死んだ日』など多数。共著に『12歳からの読書案内』などがある。

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