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ルビーガツマッタアシ ルビーが詰まった脚

ルビーが詰まった脚

在庫あり

定価
2,420円(本体価格:2,200円)
ジャンル
  1. ファンタジイ > 短編集
判型
四六判上製
ページ数
242ページ
初版
2022年10月21日
ISBN
978-4-488-01118-5
Cコード
C0097
装画
さかたきよこ
装幀
岡本歌織(next door design)

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内容紹介

中には、見たこともないような鳥がいた。羽根はすべて純金で、目はろうそくの炎のようだ。「わが不死鳥だ」と、獣医は言った。「あまり近づかないようにな。凶暴なのだ」……「ルビーが詰まった脚」。競売で手に入れた書類箱には目に見えない仔犬の幽霊が入っていた。可愛い幽霊犬をめぐる心温まる話……「ハンブルパピー」。ガーディアン賞、エドガー賞受賞の著者による不気味で可愛い作品10編を収めた短編集。

目次

「葉っぱでいっぱいの部屋」
「ハンブルパピー」
「フィリキンじいさん」
「ルビーが詰まった脚」
「ロープの手品を見た男」
「希望」
「聴くこと」
「上の階が怖い女の子」
「変身の夜」
「キンバルス・グリーン」

著者紹介

ジョーン・エイキン

1924年英国イースト・サセックス州生まれ。父はピューリッツァー賞受賞の詩人コンラッド・エイキン。ジャーナリストの夫が亡くなってほどなく、作家としての本格的なキャリアをスタートさせる。〈ダイドーの冒険〉シリーズ、〈アラベルとモーチマー〉シリーズをはじめ、大人向けのホラーストーリーや、ファンタジー短編集、詩、戯曲と、生涯にわたって百冊以上の本を出版した。1969年にはガーディアン賞、1972年にはエドガー賞を受賞している。2004年没。

三辺律子 (サンベリツコ)

東京都生まれ。フェリス女学院大学、白百合女子大学講師。訳書にジョーンズ『呪文の織り手』、ダレーシー『龍のすむ家』、ネルソン『君に太陽を』、フレミング『ぼくが死んだ日』など多数。共著に『12歳からの読書案内』などがある。

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