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2014.10.08


酒寄進一先生講演「ドイツエンターテインメントの夕べ 戦間期ベルリンの事件簿~フォルカー・クッチャーとクラウス・コルドンの場合」が東京ドイツ文化センター図書館で開催されます(10月30日、参加無料)【このイベントは終了しました】

愛の裏側は闇
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新訳のドイツミステリー小説をピックアップする読書イベントシリーズ「ドイツエンターテイメントの夕べ(Tatort Bibliothek)」がまたやってきます!

第6弾となる今回の「Tatort」では二人のドイツ人作家をご紹介します。クラウス・コルドンとフォルカー・クッチャー。

実は、二人の作家には共通点があります。それは、第二次世界大戦時のベルリンを描いているところです。

1929年から1936年までのベルリンを経年で描くクッチャーの警察小説シリーズは『ゴールドスティン』で3巻目となり、刑事の視点から見たベルリンが定点観測できるようになりました。
一方、コルドンの3部作『ベルリン1919』、『ベルリン1933』、『ベルリン1945』は警察から目の仇にされた共産党員一家3世代を通して当時のベルリンを描いた作品です。異なる視点から描かれた二つの連作を通して、当時の労働者街、ユダヤ人街をディー プに探訪します。

今回も翻訳家である酒寄進一さんに作品内容及び翻訳について語っていただきます。

短い朗読とトークの後、皆さまの質問コーナーもございます。

ドイツエンターテインメントの夕べ
 朗読と対談


 日時:2014年10月30日(木) 18:30
 場所:東京ドイツ文化センター図書館(2階)
 参加無料

詳細につきましては以下の文化センターホームページをご覧ください。
http://www.goethe.de/ins/jp/ja/tok/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=20430158

 


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