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シラノマスミハショウガナイ 白野真澄はしょうがない

白野真澄はしょうがない

在庫あり

定価
748円(本体価格:680円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 短編集
レーベル
  1. 創元文芸文庫
判型
文庫判
ページ数
236ページ
初版
2022年11月18日
ISBN
978-4-488-80307-0
Cコード
C0193
文庫コード
LA-お-1-1
装画
芦野公平
装幀
岡本歌織(next door design)

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内容紹介

小学四年生の「白野真澄」は、強い刺激や予想外の出来事が苦手だ。なるべく静かに過ごしたいと思っているが、翔が転校してきてから、その生活は変化していき……(表題作)。頼れる助産師、駆け出しイラストレーター、夫に合わせて生きてきた主婦、恋人がいるのに浮気をする大学生。それぞれに生きづらさを抱えた「白野真澄」の、抱きしめたくなるような日々を見つめた傑作短編集。解説=大矢博子

著者紹介

奥田亜希子 (オクダアキコ)

1983年愛知県生まれ。愛知大学卒。2013年『左目に映る星』で第37回すばる文学賞を受賞してデビュー。他の著書に『透明人間は204号室の夢を見る』『ファミリー・レス』『五つ星をつけてよ』『リバース&リバース』『青春のジョーカー』『愛の色いろ』『愉快な青春が最高の復讐!』『クレイジー・フォー・ラビット』『求めよ、さらば』『夏鳥たちのとまり木』などがある。

著訳者の既刊本