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オウゴンノジンコウタイヨウ 黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選

黄金の人工太陽

在庫あり

定価
1,496円(本体価格:1,360円)
ジャンル
  1. SF > アンソロジー
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
548ページ
初版
2022年6月10日
ISBN
978-4-488-77204-8
Cコード
C0197
文庫コード
SF-ン-10-4
装画
加藤直之
装幀
岩郷重力+W.I

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内容紹介

SFとファンタジーの基本はセンス・オブ・ワンダーだ。そして並はずれたセンス・オブ・ワンダーを味わえるのは、超人的なヒーローが宇宙の命運をかけて銀河のかなたで恐ろしい敵と戦う物語だ(序文より)――常識はずれの宇宙航行生物、謎だらけの巨大異星構造物、銀河をまるごと吹き飛ばす規模の超爆弾。ジャック・キャンベルら充実の執筆陣による、SFならではの圧倒的スケールで繰り広げられる物語18編を集めた傑作選。解説=堺三保

目次

チャーリー・ジェーン・アンダーズ「時空の一時的困惑」
トバイアス・S・バッケル「禅と宇宙船修理技術」
ベッキー・チェンバーズ「甲板員、ノヴァ・ブレード、大いに歌われた経典」
ヴィラル・カフタン「晴眼の時計職人」
ジョゼフ・アレン・ヒル「無限の愛」
アダム=トロイ・カストロ&ジュディ・B・カストロ「見知らぬ神々」
キャロリン・M・ヨークム「悠久の世界の七不思議」
アラン・ディーン・フォスター「俺たちは宇宙地質学者、なのに」
カール・シュレイダー「黄金の人工太陽」
A・マーク・ラスタッド「明日、太陽を見て」
ショーニン・マグワイア「子どもたちを連れて過去を再訪し、レトロな移動遊園地へ行ってみよう!」
アリエット・ド・ボダール「竜が太陽から飛び出す時」
リンダ・ナガタ「ダイヤモンドとワールドブレイカー」
ユーン・ハ・リー「カメレオンのグローブ」
カット・ハワード「ポケットのなかの宇宙儀」
ジャック・キャンベル「目覚めるウロボロス」
カメロン・ハーレイ「迷宮航路」
ダン・アブネット「霜の巨人」

著者紹介

J・J・アダムズ

1976年アメリカ生まれの編集者、ジャーナリスト、評論家。2008年から20冊以上のアンソロジーを編纂し、2011年にはヒューゴー賞短編編集者部門の候補にもなった、アメリカSF・FT界を代表する目利きのひとり。2015-2020年には自らの名を冠したSF・FTレーベル、ジョン・ジョゼフ・アダムズ・ブックスの編集主幹を務めた。

中原尚哉 (ナカハラナオヤ)

1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。訳書にヴィンジ『遠き神々の炎』『星の涯の空』ほか多数。2021年、ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』で第7回日本翻訳大賞を受賞。

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