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ミライケイサツサツジンカ カンゼンバン 未来警察殺人課[完全版]

未来警察殺人課[完全版]

在庫なし

定価
1,430円(本体価格:1,300円)
ジャンル
  1. SF > 連作短編集
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
650ページ
初版
2014年2月28日
ISBN
978-4-488-73302-5
Cコード
C0193
文庫コード
SF-つ-1-2
装画
瀬戸羽方
装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

三課=殺人課とは殺人事件を捜査する部署ではなく、殺人を行う部署である。科学技術の発展とテレパシー能力者の登場により、ここ“新しい地球”では殺人願望を抱く者は事前に察知され、ゆえに刑事の使命は潜在的な殺人者を強制排除することにある。そして彼ら刑事たちは皆、かつて殺人願望に取り憑かれ、一度は社会から排除された者だった。歴史的傑作SFミステリ連作全15編。

目次

「人間狩り」
「死霊剥製師(はくせいし)」
「空中庭園」
「料理長(シェフ)ギロチン」
「ジャック・ザ・ストリッパー」
「氷島伝説」
「カジノ鷲(わし)の爪」
「マンハッタン・マンハント」
「空白に賭ける」
「殺人ガイドKYOTO」
「ロスト・エンジェル・シティ」
「私設殺人課」
「ワイキキ・ワンダーランド」
「有毒夢」
「赤い闘牛士」

「僕のSF個人史を話そう。都筑道夫インタビュー」
「都筑道夫すみだめぐり隅田巡 写真紀行」

著者紹介

都筑道夫 (ツヅキミチオ)

1929年東京市生まれ。10代の頃から様々な筆名で小説を発表する。やがて翻訳家に転身、早川書房で日本版〈エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉の初代編集長を務め、〈ハヤカワ・SF・シリーズ〉の創刊にも尽力。61年に『やぶにらみの時計』で作家として再デビューしたのちは、ミステリやSF、時代小説から脚本、評論に至るまで幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を行った。2001年に『推理作家の出来るまで』で第54回日本推理作家協会賞を、02年には第6回日本ミステリー文学大賞を受賞。03年没。

著訳者の既刊本

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