ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ホシ、ハルカトオク 星、はるか遠く 宇宙探査SF傑作選

星、はるか遠く

在庫あり

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. SF > アンソロジー
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
460ページ
初版
2023年12月15日
ISBN
978-4-488-71506-9
Cコード
C0197
文庫コード
SF-ン-6-6
装画
鈴木康士
装幀
東京創元社装幀室

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内容紹介

いつの日にか人類は、生まれ育った地球をあとにして、宇宙の深淵へ旅立ってゆく。そのとき彼らが目撃するものは──。SFは1世紀以上にわたって、そこに待ち受けるであろう、想像を超えた驚異をさまざまに物語ってきた。その精華たる9編を収録。舞台となるのは、太陽系外縁部の宇宙空間、人類が初めて出会う種属の惑星、あるいは文明の滅び去った世界。本邦初訳作2編を含む。編者あとがき=中村融

目次

フレッド・セイバーヘーゲン「故郷への長い道」(中村融訳)
マリオン・ジマー・ブラッドリー「風の民(たみ)」(安野玲訳)
コリン・キャップ「タズー惑星の地下鉄」(中村融訳)
デイヴィッド・I・マッスン「地獄の口」(中村融訳)
マーガレット・セント・クレア「鉄壁(てっぺき)の砦(とりで)」(安野玲訳)
ハリー・ハリスン「異星の十字架」(浅倉久志訳)
ゴードン・R・ディクスン「ジャン・デュプレ」(中村融訳)
キース・ローマー「総花的解決」(酒井昭伸訳)
ジェイムズ・ブリッシュ「表面張力」(中村融訳)

著者紹介

中村融 (ナカムラトオル)

1960年愛知県生まれ。中央大学卒業。SF・ファンタジイ翻訳家、研究家、アンソロジスト。主な訳書に、ウェルズ『宇宙戦争』『モロー博士の島』、ブラッドベリ『万華鏡』ほか多数。創元SF文庫での編著に『影が行く』『地球の静止する日』『時の娘』『時を生きる種族』『黒い破壊者』がある。