ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ロボットノタマシイ ロボットの魂

ロボットの魂

在庫なし

定価
990円(本体価格:900円)
ジャンル
  1. SF > SF
レーベル
  1. 創元SF文庫
ページ数
384ページ
初版
1993年9月24日
ISBN
978-4-488-69704-4
Cコード
C0197
文庫コード
SF-ヘ-2-4
装画・装幀
松林富久治

オンライン書店で購入

内容紹介

●大森望氏推薦――「ロボット三原則なんかぶっ飛ばせ! 悪漢ロボット、出世街道まっしぐら。」

老“ロボット師”夫妻の手でこの世に生をうけた一体のロボット、ジャスペロダス。盗賊団と戦い、地方王国の王位を狙い、流浪の旅をつづけるが、地上に溢れる数多のロボットと違って彼はひとつの疑問を抱いていた。ロボットである自分に“意識”は存在しているのだろうか? 単にプログラムに従っているだけなのでは? 『時間衝突』の鬼才作家が描く、前代未聞のロボットSF! 訳者あとがき=大森望/解説=黒崎政男

著者紹介

バリントン・J・ベイリー

イギリスの作家。1937年生まれ。50年代に、十代にして英国のSF雑誌でデビューし、70年に処女長編『スター・ウィルス』を発表。ある時はワイドスクリーン・バロック、ある時は形而上学的スペース・オペラと称されるような、型やぶりなSFを身上とし、『時間衝突』などに見られる、SFならではの思索性に裏打ちされたアイデアと熱気に満ちた物語がファンの熱烈な支持をうける。2008年没。

大森望 (オオモリノゾミ)

1961年高知県生まれ。京都大学文学部卒。翻訳家、書評家、アンソロジスト。編著(責任編集)の書き下ろし日本SFアンソロジー《NOVA》シリーズで、第34回日本SF大賞特別賞を受賞。他の編著に《年刊日本SF傑作選》(日下三蔵との共編)。主な著書に『現代SF1500冊(乱闘編・回天編)』、『特盛!SF翻訳講座』、『狂乱西葛西日記20世紀remix』、『21世紀SF1000』、共著に『文学賞メッタ斬り!』シリーズ。主な訳書にウィリス『航路』、ベイリー『時間衝突』ほか多数。

この本もおすすめ