世界を二分して終わりなくつづく核戦争。地上を汚染する放射能をのがれて人々は無数の巨大な地下塔にひそみ、過酷な生活を送りつつ戦闘用ロボットの生産に追われている。ときおり地上の模様が上映されるが、戦争は帰趨を決する気配もない──だが、これはすべてまやかしだった。戦争は10年以上前に終結しており、少数の特権階級の支配する世界ができあがっていたのだ。新訳決定版。解説=牧眞司
(サンリオSF文庫版の同題作品を新訳)
サイゴカラニバンメノシンジツ 最後から二番目の真実
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内容紹介
終わりなく続く、まやかしの核戦争