ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

シナバー シンシャトシ シナバー 辰砂都市

シナバー 辰砂都市

在庫僅少

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. SF > SF
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
318ページ
初版
2025年7月31日
ISBN
978-4-488-62611-2
Cコード
C0197
文庫コード
SF-フ-13-1
装画
八木宇気
装幀
岩郷重力+S.K

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内容紹介

砂漠の果て、大海をのぞむ崖の上に、遠未来都市〈シナバー〉は忽然と姿をあらわす。機械知性によるゆきとどいた管理と、抗老化処置が約束する永遠の生命。満ち足りていたはずの都市生活はしかし、メランコリアと退廃に蝕まれてゆき──バラードの名作〈ヴァーミリオン・サンズ〉の影響のもと、ネビュラ賞作家ブライアントが情感ゆたかに描きだした、幻のSF連作がついに邦訳! 著者序文=エドワード・ブライアント/解説=大野万紀

著者紹介

エドワード・ブライアント

1945年ニューヨーク州生まれ。68年にワイオミング大学で修士号を取得。クラリオン・ワークショップに参加する。79年に「石」が、その翌年に「ジャイ-アント」がネビュラ賞短編部門を受賞。詩的かつ印象的な短編の名手として知られ、ほかに詩、ノンフィクション、批評、評論も執筆する。2017年没。

市田泉 (イチダイヅミ)

1966年生まれ、お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家。訳書にジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』、キャロル『薪の結婚』、サマター『図書館島』、ジョイス『人生の真実』、ヴクサヴィッチ『月の部屋で会いましょう』(岸本佐知子と共訳)他多数。