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ツマトイウナノマジョタチ 妻という名の魔女たち

妻という名の魔女たち

在庫なし

定価
836円(本体価格:760円)
ジャンル
  1. ホラー > ホラー
レーベル
  1. 創元推理文庫(F)
判型
文庫判
ページ数
316ページ
初版
2003年11月28日
ISBN
978-4-488-62507-8
Cコード
C0197
文庫コード
F-ラ-2-6
装画装幀
宇野亞喜良

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内容紹介

大学で人類学を教えるノーマンは、最愛の妻の部屋で奇妙な品々を見つけた。いずれも魔術の道具である。彼は妻を叱って、すべて捨てさせたが……ところがそのときから、順風満帆かと思われていた彼の教員生活は一転して嵐の日々に。では、あの品々は本当に彼を守ってくれていたのだろうか。鬼才作家が魔術を斬新な観点からとらえた名作。訳者あとがき=大瀧啓裕

著者紹介

フリッツ・ライバー

アメリカの作家。1910年生。1939年のデビュー短編に描かれたファファードとグレイ・マウザーの二人組の物語は代表作となり長く書き継がれた――『魔の都の二剣士』に始まるシリーズである。ヒロイック・ファンタジイの別称である“剣と魔法”という言葉を創案したのもライバーである。技巧派の作家として尊敬を集めホラーやSFの分野でも活躍、生涯に六度のヒューゴー賞と三度のネビュラ賞を受けた。1992年歿。

大瀧啓裕 (オオタキケイスケ)

1952年、大阪市生まれ。著書に『魔法の本箱』『エヴァンゲリオンの夢』、訳書にラヴクラフト『文学における超自然の恐怖』、ラッセル『悪魔の系譜』、スミス『ゾティーク幻妖怪異譚』『ヒュペルボレオス極北神怪譚』『アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚』、オブライエン『金剛石のレンズ』、ウィルスン〈始末屋ジャック〉シリーズ他多数。

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