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トショカンジマイブン ツバサアルレキシ 図書館島異聞 翼ある歴史

図書館島異聞 翼ある歴史

在庫あり

定価
1,430円(本体価格:1,300円)
ジャンル
  1. ファンタジイ > 幻想文学
レーベル
  1. 創元推理文庫(F)
判型
文庫判
ページ数
498ページ
初版
2022年10月7日
ISBN
978-4-488-55605-1
Cコード
C0197
文庫コード
F-サ-2-2
装画
木原未沙紀
装幀
岩郷重力+W.I

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内容紹介

帝国オロンドリアを二分した、書物と言葉を巡る大乱。そのただ中を生きた四人の女性──貴族出身ながら戦いにその身を投じた剣の乙女、彼女を愛した遊牧民の歌い手、帝国を支配する思想の創始者を父に持つ女司祭、そして反乱の秘密を知る王家の娘。正史の陰に秘められた真実を今、彼女たちが語りはじめる。世界幻想文学大賞など四冠『図書館島』姉妹編の傑作本格ファンタジイ。訳者あとがき=市田泉/解説=河野聡子
(単行本『翼ある歴史 図書館島異聞』改題・文庫化)

著者紹介

ソフィア・サマター

1971年インディアナ州生まれの作家・詩人。世界各地を転々としながら成長する。2013年にウィスコンシン大学マディソン校でアフリカの言語と文学の博士号を取得し、2016年からはジェイムズ・マディソン大学の准教授を務めている。2012年に作家デビュー。2013年刊行の初長編『図書館島』で世界幻想文学大賞と英国幻想文学大賞を受賞し、同年度のキャンベル新人賞とクロフォード賞も受賞する。2016年に『図書館島』の姉妹編となる長編『図書館島異聞 翼ある歴史』を、2017年に初の短編集Tenderを発表している。

市田泉 (イチダイヅミ)

1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家。訳書にジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』、キャロル『薪の結婚』、サマター『図書館島』、ジョイス『人生の真実』、ヴクサヴィッチ『月の部屋で会いましょう』(岸本佐知子と共訳)他多数。

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