●桜庭一樹氏――「ほんとうにあぶない本は、最初の一行でわかる、と思う」(解説より)
世の中には、どんな些細な出来事も、語り口ひとつで冒険や、心臓へのひと太刀に変えられる、すばらしい能力を持つ人がいる……。こう語り出される表題作をはじめ9編を収録。キャロルを読む者はいつも、ふと顔を上げると、何処とも知れぬ場所に置き去りにされた自分に気づく。読んでいたはずの物語さえ、唐突に別の何かに姿を変えているのだ――砂漠の車輪や、ぶらんこの月に! 解説=桜庭一樹
クロイカクテル 黒いカクテル
在庫なし
- 定価
- 792円(本体価格:720円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 文庫判
- ページ数
- 251ページ
- 初版
- 2006年7月14日
- ISBN
- 978-4-488-54710-3
- Cコード
- C0197
- 文庫コード
- F-キ-1-10
- 装画
- 中川悠京
- 装幀
- 東京創元社装幀室
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内容紹介
目次
「熊の口と」
「卒業生」
「くたびれた天使」
「あなたは死者に愛されている」
「フローリアン」
「我が罪の生」
「砂漠の車輪、ぶらんこの月」
「いっときの喝」
「黒いカクテル」
「卒業生」
「くたびれた天使」
「あなたは死者に愛されている」
「フローリアン」
「我が罪の生」
「砂漠の車輪、ぶらんこの月」
「いっときの喝」
「黒いカクテル」