オッカナノバン おっかなの晩 日本橋船宿あやかし話
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内容紹介
江戸は中期。浅草川に浮かぶ島、日本橋の箱崎。川辺の小さな船宿を切り盛りする女将は、情に厚く面倒見の良いお涼だ。彼女の人柄からか、色々なモノが流れ集まる土地柄なのか、若狭屋にはちょっとさみしい魂がふらりとやって来る。それは人間もあやかしも隔てなく——。狐憑きと呼ばれる花魁や川に消えた子供、息子を捜す山姥……。あの世とこの世をつなぐ不思議な船宿で女将が出会う、愛おしくてあたたかい、八つのあやかし奇譚。著者あとがき=折口真喜子
目次
「狐憑き」
「おっかなの晩」
「海へ」
「夏の夜咄」
「鰐口とどんぐり」
「嫉妬」
「江戸の夢」
「三途の川」
「おっかなの晩」
「海へ」
「夏の夜咄」
「鰐口とどんぐり」
「嫉妬」
「江戸の夢」
「三途の川」