ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

セカイホハテノショウネン 世界のはての少年

世界のはての少年

在庫あり

定価
1,100円(本体価格:1,000円)
ジャンル
  1. ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
  1. 創元推理文庫(F)
判型
文庫判
ページ数
306ページ
初版
2022年12月9日
ISBN
978-4-488-53903-0
Cコード
C0197
文庫コード
F-マ-14-1
装画
たけもとあかる
装幀
岡本歌織(next door design)

オンライン書店で購入

内容紹介

子ども9人と大人3人を乗せた船が、スコットランドのヒルタ島から無人島へと出航した。孤島で海鳥を獲る旅が大人への通過儀礼なのだ。だが、約束の3週間が経っても迎えの船は姿を現さず、不安が皆の心を蝕み始める。そんななか、少年クイリアムは、仲間を励まし、生きのびるために闘うのだが……。カーネギー賞受賞作。YAの名手が実際の事件をもとに描いた、勇気と成長の物語。訳者あとがき=杉田七重

著者紹介

ジェラルディン・マコックラン

1951年生まれのイギリスの作家。『不思議を売る男』で88年にカーネギー賞、89年にガーディアン賞を受賞。2004年に『世界はおわらない』でウィットブレッド賞児童書部門受賞。18年には『世界のはての少年』で二度目のカーネギー賞受賞という快挙を成し遂げた。

杉田七重 (スギタナナエ)

東京都生まれ。東京学芸大学卒。英米文学翻訳家。主な訳書にマコックラン『世界のはての少年』、ヴィック『少女と少年と海の物語』、ドルニック『ヒエログリフを解け』、ダルリンプル&アナンド『コ・イ・ヌール』がある。