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シミノテチョウ 03 紙魚の手帖 vol.03 FEBRUARY 2022

紙魚の手帖 vol.03 FEBRUARY 2022

在庫なし

定価
1,540円(本体価格:1,400円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 紙魚の手帖
  1. 国内ミステリ
判型
A5判並製
ページ数
352ページ
初版
2022年2月10日
ISBN
978-4-488-03108-4
Cコード
C0093
装画
Noribou
装幀
アルビレオ

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内容紹介

■『短編ミステリの二百年』(小森収編)完結記念、対談や各巻解題、短編掲載などで贈る。特集「祝・完結!『短編ミステリの二百年』振り返り」。■気鋭が描く、青春ミステリ長編開幕! 新連載、澤村伊智『特撮なんて見ない』。■当代きっての本好き三人がとっておきの短編を紹介する、エッセイ新連載。有栖川有栖、北村 薫、宮部みゆき「ぼくたちが選んだ」。■乾石智子、倉田タカシ、倉知 淳、近藤史恵、榊林 銘、砂村かいり、松樹 凛、森谷明子、イザベル・フォール、リング・ラードナーが贈る、読切掲載ほか。


目次

【特集】祝・完結!『短編ミステリの二百年』振り返り
対談 小森 収(『短編ミステリの二百年』編者)×杉江松恋(書評家)
ここだけの編集後記
『短編ミステリの二百年』全6巻 編者解題

誰が配ったっけ? リング ・ ラードナー 直良和美 訳
●『短編ミステリの二百年』ボーナストラックは、都会小説の名手による「語り」の極致

【新連載】
特撮なんて見ない 第1回 澤村伊智
●みんなと撮った青春映画のおかげで、わたしはここに立ってる――気鋭が贈る異色のミステリ長編、開幕!

【読切】
運命女神(リトン)の指 乾石智子
●小さな織物工房を営む三人の女性、その正体は…… 
 解説/〈オーリエラントの魔道師〉年表/〈オーリエラントの魔道師〉地図

おうち 倉田タカシ
●わたしがかつて暮らし、自ら出て行った家は、〝人間の言葉を理解する〟という猫たちの家になっていた

正義のための闘争 倉知 淳
●これは重大な裏切りだ――信頼していた秘書を殺したタレント文化人の前に、死神めいた風貌の刑事が現れる

幻想のフリカッセ 近藤史恵
●「メインは若鶏のフリカッセだ。これは絶対に食べてもらわないと」兄弟らしい二人はこんな会話をしていた

自殺相談 榊林 銘
●いのちの相談窓口に、女子高生が電話をかけてきたが…… 。『あと十五秒で死ぬ』で話題の新鋭が贈る最新短編

銀が舞う 砂村かいり
●家庭とパート先、現実と夢のあわいで揺れ動く心を描いた、期待の新鋭による最新短編

影たちのいたところ 松樹 凛
●八月、夕暮れの浜辺で少女が出会ったのは、“影”を連れた少年だった。第12回創元SF短編賞受賞第一作

聖樹(せいじゅ)森谷明子
●少年の濡れ衣を晴らすため、おなじみ秋葉図書館の司書探偵たちが立ち上がる! 秋葉シリーズ待望の最新作

星合(ほしあい)森谷明子
●秋葉家の先祖が残した開かずの文箱。そこにはどんな秘密が? 少年と司書たちが、旧家の謎に挑む!

私の性自認は攻撃ヘリ イザベル・フォール 中原尚哉 訳
●発表直後から大議論を呼んだヒューゴー賞候補の問題作、ついに邦訳

【ESSAY】
ぼくたちが選んだ 第1回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき
翻訳のはなし 第1回 エンタメ翻訳党宣言 田口俊樹
乱視読者の読んだり見たり 第2回 ジーン・ウルフの「取り替え子」を読む 若島 正

【COLUMN】
ひみつのおやつ*ポテトチップス 蝉谷めぐ実
私の必需品*今日の一本 風森章羽

【INTERVIEW 期待の新人】
明神しじま

【INTERVIEW 注目の新刊】
『残月記』 小田雅久仁

【BOOKREVIEW】
[文芸全般]   瀧井朝世
[国内ミステリ] 宇田川拓也
[翻訳ミステリ] 村上貴史
[SF]      渡邊利道
[ファンタジイ] 三村美衣

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