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ドウコクハキコエナイ 慟哭は聴こえない 【単行本版】 デフ・ヴォイス

慟哭は聴こえない

在庫なし

定価
1,760円(本体価格:1,600円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
判型
四六判並製
ページ数
254ページ
初版
2019年6月28日
ISBN
978-4-488-02797-1
Cコード
C0093
装画
高杉千明
装幀
鈴木久美

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内容紹介

旧知のNPO法人から、荒井に民事裁判の法廷通訳をしてほしいという依頼が舞い込んだ。原告はろう者の女性で、勤め先を「雇用差別」で訴えているという。かつて似たような立場を経験した荒井の脳裏に、当時の苦い記憶が蘇る。法廷ではあくまで冷静に自分の務めを果たそうとするのだが――(「法廷のさざめき」)。コーダである手話通訳士・荒井尚人が関わる四つの事件を描く、温かいまなざしに満ちた連作ミステリ。『デフ・ヴォイス』『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』に連なるシリーズ最新作。

目次

「慟哭は聴こえない」
「クール・サイレント」
「静かな男」
「法廷のさざめき」

著者紹介

丸山正樹 (マルヤママサキ)

1961年東京都生まれ。早稲田大学卒。シナリオライターとして活躍ののち、松本清張賞に投じた『デフ・ヴォイス』でデビュー。同作は書評サイト「読書メーター」で話題となり、シリーズ第2弾『龍の耳を君に』、第3弾『慟哭は聴こえない』、第4弾『わたしのいないテーブルで』、シリーズスピンオフ『刑事何森 孤高の相貌』『水まきジイサンと図書館の王女さま』も好評を博す。2021年『ワンダフル・ライフ』で読書メーター OF THE YEAR 2021に選ばれる。2022年『龍の耳を君に』が第17回酒飲み書店員大賞を受賞。他の著作に『漂う子』『ウェルカム・ホーム!』『キッズ・アー・オールライト』がある。

著訳者の既刊本

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