ドウコクハキコエナイ 慟哭は聴こえない 【単行本版】 デフ・ヴォイス
在庫なし
オンライン書店で購入
内容紹介
旧知のNPO法人から、荒井に民事裁判の法廷通訳をしてほしいという依頼が舞い込んだ。原告はろう者の女性で、勤め先を「雇用差別」で訴えているという。かつて似たような立場を経験した荒井の脳裏に、当時の苦い記憶が蘇る。法廷ではあくまで冷静に自分の務めを果たそうとするのだが――(「法廷のさざめき」)。コーダである手話通訳士・荒井尚人が関わる四つの事件を描く、温かいまなざしに満ちた連作ミステリ。『デフ・ヴォイス』『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』に連なるシリーズ最新作。
目次
「慟哭は聴こえない」
「クール・サイレント」
「静かな男」
「法廷のさざめき」
「クール・サイレント」
「静かな男」
「法廷のさざめき」