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ハナカマキリノイノリ ハナカマキリの祈り 【単行本版】

ハナカマキリの祈り

在庫なし

定価
2,090円(本体価格:1,900円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > サスペンス
判型
四六判上製
ページ数
350ページ
初版
2013年10月30日
ISBN
978-4-488-02722-3
Cコード
C0093
装画
水口理恵子
装幀
水野哲也(Watermark)

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内容紹介

ハナカマキリみたいにまぎれこんでしまったほうがいい。捕食者に気づかれないように……。
そう言って、いづみは猫のようにするりと、真尋の心に入り込んできた。
監禁・暴行された過去に囚われ、監禁犯「ネロ」の出所に怯え暮らしていた真尋の心に――。いづみと一緒なら、自分は変われる。いづみは、神様がくれた宝物に違いない。そう信じていたのに、全てが偽りであった。彼女は、いったい誰なのか? そして、何のために、真尋に近づいてきたのか? 過去をたどると、何人もの女たちが、彼女の周りで姿を消していた。真相に迫る真尋は、ついに、彼女のおぞましい姿を目にしてしまう――。
圧倒的な筆力で、驚愕のラストシーンまで主人公を追い詰めていく。
映画〈着信アリ〉シリーズの脚本家が描く、衝撃のミステリ!


文庫版では『捕食』と改題しました。

著者紹介

美輪和音 (ミワカズネ)

東京都生まれ。青山学院大学卒。大良美波子(だいらみわこ)名義でテレビドラマ「美少女H」や、秋元康原作のホラー映画〈着信アリ〉シリーズなどの脚本を手がける。2010年「強欲な羊」で第7回ミステリーズ!新人賞を受賞し、小説家デビュー。著作にデビュー短編を収録した『強欲な羊』の他、『8番目のマリア』『ゴーストフォビア』『捕食』がある。

著訳者の既刊本

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