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ハンセングンカンノサツジン 帆船軍艦の殺人

帆船軍艦の殺人

在庫あり

定価
1,980円(本体価格:1,800円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 鮎川哲也賞
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
判型
四六判上製
ページ数
332ページ
初版
2023年10月6日
ISBN
978-4-488-02567-0
Cコード
C0093
装画
鈴木康士
装幀
岩郷重力+R.F

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内容紹介

一七九五年、フランスとの長きにわたる戦いによって、イギリス海軍は慢性的な兵士不足に陥っていた。戦列艦ハルバート号は一般市民の強制徴募によって水兵を補充し、任務地である北海へ向けて出航する。ある新月の晩、衆人環視下で水兵が何者かに殺害されるが、犯人を目撃した者は皆無だった。逃げ場のない船の上で、誰が、なぜ、そしてどうやって殺したのか? フランス海軍との苛烈な戦闘を挟んで、さらに殺人は続く。水兵出身の海尉ヴァーノンは姿なき殺人者の正体に迫るべく調査を進めるが――海上の軍艦という巨大な密室で起きる不可能犯罪を真っ向から描いた、第三十三回鮎川哲也賞受賞作。

著者紹介

岡本好貴 (オカモトヨシキ)

1987年岡山県生まれ。鳥取大学大学院修了。2023年、「北海は死に満ちて」で第三十三回鮎川哲也賞を受賞。タイトルを『帆船軍艦の殺人』と改題のうえデビュー。

著訳者の既刊本