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シンホンカクモウコカイノボウケン 新本格猛虎会の冒険

新本格猛虎会の冒険

在庫なし

定価
902円(本体価格:820円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > アンソロジー
判型
新書判並製
ページ数
246ページ
初版
2003年3月28日
ISBN
978-4-488-02376-8
Cコード
C0093
装画
いしいひさいち
装幀
大山彩

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内容紹介

熱烈な阪神タイガース・ファンの推理作家たちが、その熱い思いを小説に託した、阪神タイガース熱烈応援ミステリ・アンソロジー。全編書下し。

●収録作品
逢坂剛「阪神タイガースは、絶対優勝するのである!」(序文)
北村薫「五人の王と昇天する男達の謎」
小森健太朗「一九八五年の言霊」
エドワード・D・ホック「黄昏の阪神タイガース」
白峰良介「虎に捧げる密室」
いしいひさいち「犯人・タイガース共犯事件」
黒崎緑「甲子園騒動」
有栖川有栖「猛虎館の惨劇」
佳多山大地「虎への供物」(解説)

著者紹介

北村薫 (キタムラカオル)

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。89年『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』が第44回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を、2006年『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』が第6回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を、09年『鷺と雪』が第141回直木賞を受賞。16年に第19回日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『秋の花』『六の宮の姫君』『朝霧』『太宰治の辞書』『スキップ』『ターン』『リセット』『街の灯』『玻璃の天』『覆面作家は二人いる』『冬のオペラ』『盤上の敵』『語り女たち』『ひとがた流し』『いとま申して 『童話』の人びと』『謎物語 あるいは物語の謎』『ミステリは万華鏡』『詩歌の待ち伏せ』『北村薫のうた合わせ百人一首』『読まずにはいられない 北村薫のエッセイ』がある。

有栖川有栖 (アリスガワアリス)

1959年大阪府生まれ。同志社大学卒。89年『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞、17年『幻坂』で第5回大阪ほんま本大賞、18年〈火村英生シリーズ〉で第3回吉川英治文庫賞を受賞。『孤島パズル』『双頭の悪魔』『山伏地蔵坊の放浪』『江神二郎の洞察』など著書多数。