わたしはジェニファー。わたしは六十四歳。わたしは認知症。ノートにその日にあった出来事を書いている。ある日、貼ってある新聞の切り抜きを見つけた。「アマンダ・オトゥール(75)が不審死。右手の指が四本切断されていた」。アマンダは親友だった。彼女を殺した覚えはない。でも警察が会いにきたし、ノートからは事件当日のページが切り取られている――。親友の殺害容疑をかけられた、認知症を患う女性。彼女の独白とノートに書かれた文章、介護人や娘たちが記した伝言の断片で綴られた衝撃作!
文庫版では『忘却のパズル』と改題しました。
ボウキャクノコエ 忘却の声〈上〉 【単行本版】
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内容紹介
「NYタイムズ」ベストセラー
Amazon.comスリラー&ミステリ・ベスト10
医療・健康を扱ったすぐれた文学に与えられるウェルカム・ブック・プライズ受賞
「ガーディアン」最優秀ミステリ
「カーカス・レビュー」フィクション分野トップ25ランクイン
CWAゴールド・ダガー、バリー賞最優秀新人賞、マカヴィティ賞最優秀新人賞最終候補