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センチノトショカン 戦地の図書館 【単行本版】 海を越えた一億四千万冊

戦地の図書館

在庫なし

定価
2,750円(本体価格:2,500円)
ジャンル
  1. ノンフィクション・その他 > 評論・研究
判型
四六判上製
ページ数
318ページ
初版
2016年5月31日
ISBN
978-4-488-00384-5
Cコード
C0022
写真
Photo 12 / Getty Images
装幀
中村聡

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内容紹介

第二次世界大戦終結までに、ナチス・ドイツは発禁・焚書によって一億冊を超える書物をこの世から消し去った。対するアメリカは、戦場の兵隊たちに本を送り続けた――その数、およそ一億四千万冊。アメリカの図書館員たちは、全国から寄付された書籍を兵士に送る図書運動を展開し、軍と出版業界は、兵士用に作られた新しいペーパーバック“兵隊文庫”を発行して、あらゆるジャンルの本を世界中の戦地に送り届けた。本のかたちを、そして社会を根底から変えた史上最大の図書作戦の全貌を描く、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーの傑作ノンフィクション! 訳者あとがき=松尾恭子

著者紹介

モリー・グプティル・マニング

ニューヨーク州レイサムで育つ。ニューヨーク州立大学オルバニー校で米国史を学び、2002年にイェシーヴァー大学ベンジャミン・N・カードーゾ・ロースクールに入学。その後、第二巡回区連邦控訴裁判所で弁護士を務めるようになる。著書として『戦地の図書館』の他にThe Myth of Ephraim Tutt:Arthur Train and His Great Literary Hoax(2012)がある。

松尾恭子 (マツオキョウコ)

1973年熊本県生まれ。フェリス女学院大学卒。英米翻訳家。主な訳書にテレサ・オニール『ヴィクトリアン・レディーのための秘密のガイド』、スザンナ・フォーレスト『人と馬の五〇〇〇年──文化・産業・戦争』、デボラ・ラッツ『ブロンテ三姉妹の抽斗──物語を作ったものたち』などがある。

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