ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

カイテイバン マエダツメゴ ゲ 改訂版 前田詰碁〈下〉

改訂版 前田詰碁〈下〉

在庫あり

定価
1,980円(本体価格:1,800円)
ジャンル
  1. ノンフィクション・その他 > 囲碁
レーベル
  1. 碁楽選書
判型
四六判並製
ページ数
218ページ
初版
2019年11月15日
ISBN
978-4-488-00104-9
Cコード
C0076
装幀
東京創元社装幀室

オンライン書店で購入

内容紹介

趙治勲名人は「この本にある問題を全て覚えたら院生に推薦する」と弟子に伝えて学ばせたという。レベルは高く、詰碁集でありながら、手筋の要素もふんだんに盛りこまれたおり、正解にたどりついたときの驚きや感動はひとしおです。プロのみならずアマチュアにも絶大な人気がありました。改訂版では、現在の詰碁の第一人者ともいうべき大橋六段に監修していただき、失敗図を加えたり、囲碁用語などの表記を現在使われているものに改めました。

著者紹介

前田陳爾 (マエダノブアキ)

1907年、兵庫県揖保郡新宮町生まれ。13歳で碁を覚え、14歳の時に神戸の鳥居五段、久保松八段に師事する。16歳で上京し、本因坊秀哉名人の家塾に入る。18歳で初段、以後累進して九段。27年大手合優勝。45年より52年まで東北(一ノ関市、仙台市)で暮らし、東北各地で囲碁の隆盛に貢献する。その間47年に坂田、梶原氏ら7人と日本棋院を脱退し、「囲碁新社」を興したが49年復帰。同院理事、審査役等に就任する。詰碁の大家で「詰碁の神様」と言われる。文筆にたけ、「前田詰碁集」「囲碁宝典」等20冊以上の著書がある。俳号「烱子」。門下に工藤紀夫九段ら。75年没。

大橋拓文 (オオハシヒロフミ)

1984年、東京都生まれ。菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に師事。2002年入段。2010年第1回おかげ杯準優勝。2013年六段。囲碁AI「GLOBIS-AQZ」のテクニカル・アドバイザーを務め、人工知能関連の執筆や講演なども行う。また、在ドイツ日本大使館杯やヨーロピアン囲碁コングレス等、囲碁の海外普及にも取り組む。著書に『よくわかる囲碁AI大全』『究極の囲碁上達ツール アルファ碁Teach完全ガイド』他多数。東京工業大学非常勤講師。趣味はピアノ。

この本もおすすめ