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2009.10.23


「大乱歩展」が神奈川県立近代文学館で開催されます(10月3日~11月15日)【このイベントは終了しました】

日本の探偵・推理小説界を確立した巨人・江戸川乱歩(1894年~1965年)の生涯と作品を紹介する展覧会が、神奈川県立近代文学館で開催されます。

江戸川乱歩は弊社とも縁が深く、創元推理文庫の基本書ともいえる『世界短編傑作集』(全5巻)の編者であり、現在、創元推理文庫に収録されている著作も、『D坂の殺人事件』(現在期間限定カバー・キャンペーン中です)をはじめ20点を数えます。

また『日本探偵小説全集』(全12巻)の初回配本は、第2巻『江戸川乱歩集』でした。また単行本でも、かつて棟方志功の版画を収めた自選短篇集『犯罪幻想』を、さらに2001年には乱歩の完全復刻限定版『貼雑(はりまぜ)年譜』(定価30万円・限定200部)を刊行しました。
昨年は、そのご子息である平井隆太郎さんによる『乱歩の軌跡 父の貼雑帖から』も刊行しました。

今回の展覧会では、同館の館長をつとめる紀田順一郎先生による講演をはじめ、東京池袋の旧乱歩邸に保存されていた膨大な蔵書や収集資料をはじめとする貴重資料により、巨人の70年の足跡をたどります。

●〈Webミステリーズ!〉のご案内記事が、下記URLよりご覧いただけます。

http://www.webmysteries.jp/japanese/togawa0910.html

詳細については下記の公式ページをご覧ください。

http://www.kanabun.or.jp/te0162.html

会 期:2009年10月3日(土)~11月15日(日)
 休館日は月曜日(10月12日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
会 場:神奈川近代文学館展示室
 http://www.kanabun.or.jp/index.html
観覧料:一般600円(400円)、20歳未満及び学生300円(200円)
高校生以下、65歳以上は入場無料
 *( )内は20名以上の団体料金

(2009年10月4日)