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ロボットトワタシノフシギナタビ ロボットとわたしの不思議な旅

ロボットとわたしの不思議な旅

在庫あり

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. SF > SF
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
346ページ
初版
2024年11月8日
ISBN
978-4-488-77603-9
Cコード
C0197
文庫コード
SF-チ-2-3
装画
丹地陽子
装幀
岩郷重力+W.I

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内容紹介

「ちょっと休憩が必要なすべての人に捧(ささ)ぐ」──ロボットたちと人間が平和裏にたもとを分かってから幾歳月。悩みを抱えた人々のためにお茶を淹(い)れる〈喫茶僧〉のデックスは、ある日思い立って文明社会を離れ、大自然に向かう。そこで出会ったのは、変わり者の古びたロボットだった。心に染み入る優しさに満ちた、ヒューゴー賞、ローカス賞、ユートピア賞受賞の二部作を一冊に収録。

目次

「緑のロボットへの賛歌」
「はにかみ屋の樹冠(じゅかん)への祈り」
解説=勝山海百合

著者紹介

ベッキー・チェンバーズ

1985年生まれ。宇宙開発に携わる家族のもとで育ち、ビデオゲームや非電源系ゲーム、養蜂や天体観測を趣味にして育つ。現在は妻とともにカリフォルニアに住む。2015年のデビュー長編『銀河核へ』(創元SF文庫)は、クラウドファンディングで執筆資金を集めて個人出版したものが人気を博し、大手出版社から刊行され直したというユニークな履歴を持つ。同書に始まる《ウェイフェアラー》シリーズは、2019年ヒューゴー賞シリーズ部門を受賞した。「緑のロボットへの賛歌」(2021)はヒューゴー賞とユートピア賞のノヴェラ部門を、「はにかみ屋の樹冠(じゅかん)への祈り」(2022)はローカス賞ノヴェラ部門を、それぞれ受賞した。

細美遙子 (ホソミヨウコ)

高知大学人文学部文学科卒業。英米文学翻訳家。訳書に、ラッキー『魔法の誓約』『魔法の代償』、チェンバーズ『銀河核へ』、リュウ『母の記憶に』(幹遙子名義、共訳)など多数。

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