カンペキナナツノヒ 完璧な夏の日〈下〉
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内容紹介
ひとつの戦争の終わりは、べつの戦争のはじまりに過ぎない。老いることのない異能力者たちは、無数の戦場で果てしない闘いを重ねる。そんな血と憎悪にまみれた世界にも確かに存在した愛と、青年たちの友情。そしてフォッグはついに、彼が呼び出された理由である、終戦直後のある事件に隠された真実を語りだす。“暴虐の世紀”の最中にあって〈夏の日〉と呼ばれたあの少女は、異能力者たちすべての運命の鍵を握っていたのだ。解説=渡邊利道