ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

チョウテントシ 頂点都市

頂点都市

未刊

定価
1,650円(本体価格:1,500円)
ジャンル
  1. SF > SF
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
480ページ
初版
2025年6月13日
ISBN
978-4-488-62411-8
Cコード
C0197
文庫コード
SF-ラ-7-1
装画
緒賀岳志
装幀
岩郷重力+W.I

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内容紹介

ローカス賞・クラーク賞最終候補作!

補荒廃した世界で、かつてのベンガルールの街は徹底した能力主義のテクノクラシー統治体制がしかれ、“頂点都市”と改名して繁栄を極める。この街の住民は生産性とソーシャルスコアで厳格に評価され、上位の“ヴァーチャル民”は豊かな特権的生活を満喫している。だが、排除された下層の“アナログ民”のあいだでは、叛逆の胎動が……インド発、ローカス賞・クラーク賞最終候補! 解説=鯨井久志

著者紹介

ラヴァンヤ・ラクシュミナラヤン

インドの作家・ビデオゲームデザイナー。2020年に連作短編集『頂点都市』でデビューし、タイムズ・オブ・インディア・オーサー新人賞とバレー・オブ・ワーズ賞(どちらもインドの有力文学賞)をSF作家として初めて受賞。同書はインドの出版社が刊行した作品ながらアメリカでローカス賞短編集部門ファイナリストとなり、のち2023年に刊行されたイギリス版でアーサー・C・クラーク賞候補にもなった。