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ダイウチュウノショウネン 大宇宙の少年

大宇宙の少年

在庫あり

定価
1,386円(本体価格:1,260円)
ジャンル
  1. SF > スペースオペラ
レーベル
  1. 創元SF文庫
判型
文庫判
ページ数
422ページ
初版
1986年4月25日
ISBN
978-4-488-61814-8
Cコード
C0197
文庫コード
SF-ハ-1-7
装画
鈴木康士
装幀
東京創元社装幀室

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内容紹介

●矢野徹氏――「国家とそれぞれの住む町と隣人と生き物を愛し、そして努力を続けよと説いた彼の物語は、大切なものであり続ける」
●三村美衣氏――「リアルな科学、人生哲学を、波瀾万丈の冒険譚に盛り込んだ、『夏への扉』にも比肩する最良の一冊である」(解説より)

宇宙服は小さな宇宙ステーションだ――高校生のキップは懸賞に応募し、一等は逃したが、本物の中古の宇宙服を手に入れた。自力で整備し、着用して散歩しつつ夏休みを過ごす。だがやはり宇宙服を処分して大学に進もうと考えたそのとき……通信装置に着陸誘導を求める女の子の声が入ってきた! 彼は謎の宇宙船に誘拐され大銀河への旅に。50年代の傑作。訳者あとがき=矢野徹/解説=三村美衣(初刊時題名『スターファイター』を改題)

著者紹介

R・A・ハインライン

1907年ミズーリ州生まれ。39年にSF作家としてデビュー。アーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフと並んで絶大な人気を誇り、生涯に4度ヒューゴー賞を受賞している(56年刊『ダブル・スター』、59年刊『宇宙の戦士』、61年刊『異星の客』、66年刊『月は無慈悲な夜の女王』)。他にも『銀河市民』『夏への扉』『宇宙の孤児』『人形つかい』など、数多くの名作を著している。『宇宙の呼び声』『ルナ・ゲートの彼方』『ラモックス』など、ジュブナイルSFでも人気を博した。1988年没。

矢野徹 (ヤノテツ)

1923年生まれ。SF翻訳家、SF作家。日本SF界の黎明期をささえた人物である。主な訳書に、ハインライン『宇宙の戦士』『月は無慈悲な夜の女王』、ハーバート『デューン/砂の惑星』、ポール『ゲイトウェイ』ほか多数。主な著書に『折紙宇宙船の伝説』『カムイの剣』ほか。2004年10月13日歿。

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