ヤオヨロズシンイロク カマクラキブン やおよろず神異録 鎌倉奇聞〈下〉
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内容紹介
人々の怨(うら)みから生じた闇神(くらがみ)は、流(なが)れ神(がみ)を斬ることができるふた振りの刀をもたらした。一方は北条政子(ほうじようまさこ)の弟時房(ときふさ)の手に渡り、遠谷(おちだに)から奪われたもう一方は二目将軍頼家(よりいえ)の側近高坂景秀(こうさかかげひで)の手に。折しも幕府は、頼朝(よりとも)亡きあと頼家と北条氏の確執が露(あら)わになっていた。刀と友を追って鎌倉にのぼった真人(まひと)は、権力闘争に巻き込まれていくが……。人と精霊と神の関わりを描く時代ファンタジイ。