●荒俣宏氏推薦――「都会的アイロニーと静けさとが醸しだす、尽きることのない魅惑。」
「ぼくは死んでるんです」マイケルは言った。「分かってますよ」小柄な男がやさしく答えた。ここはニューヨークの巨大な共同墓地。男は言う。死者はしばらくの間とても孤独で怯えてて、話相手を求めるものです。わたしは何とかしてあげたくて、19年間ここで暮してきました……。生と死のあわいをほろ苦く描いた、都会派ファンタジーの傑作。解説=鏡明
ココチヨクヒミツメイタトコロ 心地よく秘密めいたところ
在庫なし
- 定価
- 1,210円(本体価格:1,100円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 文庫判
- ページ数
- 434ページ
- 初版
- 1988年11月4日
- ISBN
- 978-4-488-54801-8
- Cコード
- C0197
- 文庫コード
- F-ヒ-3-1
- 装画
- 合田ノブヨ
- 装幀
- 柳川貴代