フユノバラ 冬の薔薇
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内容紹介
ロイズは風変わりな少女だった。人には見えないものを視る目をもち、森を気ままにさまよい歩く。ある日彼女は泉のほとりで、光の中からひとりの若者が歩み出てくるのを見た。彼の名はコルベット、廃墟となっていたリン屋敷の跡取りだという。だがそこは呪われてると噂されるいわくつきの屋敷。ロイズは魅了されたかのように呪いの正体を探るが……。幻想の紡ぎ手マキリップが民間伝承をもとに織り上げた、こよなく美しいファンタジー。訳者あとがき=原島文世