ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

オッカナノバン おっかなの晩 【単行本版】 船宿若狭屋あやかし話

おっかなの晩

在庫なし

定価
1,540円(本体価格:1,400円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 短編集
判型
四六判並製
ページ数
204ページ
初版
2015年11月27日
ISBN
978-4-488-02755-1
Cコード
C0093
装画
卯月みゆき
装幀
鈴木久美

オンライン書店で購入

内容紹介

浅草川に浮かぶ島、日本橋は箱崎。汐と水が入りまじり、色々なモノが流れ集まり三つに分かれるところ。この川辺にある若狭屋には、ちょっとさみしい魂がふらりとやって来る。狐憑きと呼ばれる花魁や川に消えた子供、息子を捜す山姥……。あの世とこの世をつなぐ不思議な船宿で女将が出会う、八つの愛おしいあやかし話。

目次

「狐憑き」
「おっかなの晩」
「海へ」
「夏の夜咄」
「鰐口とどんぐり」
「嫉妬」
「江戸の夢」
「三途の川」

著者紹介

折口真喜子 (オリグチマキコ)

鹿児島県生まれ。2009年、「梅と鶯」で第三回小説宝石新人賞を受賞。2012年、受賞作を収めた『踊る猫』でデビュー。軽やかであたたかみのある人物描写が魅力の新鋭。他の著書に『恋する狐』がある。現在は熊本県在住。

著訳者の既刊本