かつては最先端機種として、期待を一身に集めていた人型ロボット、ピイ・シリーズ。しかし、現在ではその役割を終え、絵を描くだけの無用の〈残存種〉と呼ばれ、各地を放浪していた。
恋人との仲に悩む女性、周囲にとけ込めない中年男、人生を踏み外しかけた青年――ピイと出会った人々は、姿だけを同じくするロボットの瞳に何を見いだすのか。
感情を持たないピイと永遠に姿の変わらない少女。かれらとの出会いを通して揺らぐ人々のこころを柔らかに描き出す、すぐそこの未来の、祈りに満ちた物語。
*第5位『SFが読みたい!2008年版』ベストSF2007国内篇
プリズムノヒトミ プリズムの瞳 【単行本版】
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内容紹介
目次
「レリクト・クリムゾン」
「クラウディ・グレイ」
「ミッドナイト・ブルー」
「シュガー・ピンク」
「メモラブル・シルバー」
「ミラーリング・ブラック」
「エバー・グリーン」
「トワイライト・パープル」
「サティスファイド・クリア」
「クラウディ・グレイ」
「ミッドナイト・ブルー」
「シュガー・ピンク」
「メモラブル・シルバー」
「ミラーリング・ブラック」
「エバー・グリーン」
「トワイライト・パープル」
「サティスファイド・クリア」