ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

カゼノウラガワ 風の裏側 ヘーローとレアンドロスの物語

風の裏側

在庫なし

定価
2,090円(本体価格:1,900円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 奇妙な味
レーベル
  1. 海外文学セレクション
判型
四六判上製
ページ数
175ページ
初版
1995年2月28日
ISBN
978-4-488-01606-7
Cコード
C0097

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内容紹介

現代の女子大生と17世紀の石工を隔てるのは時間と空間の海……ギリシアの悲恋物語を、『ハザール事典』のパヴィチが、新しく不思議な物語に変容させた。この本は表紙が両面にあります。どちらからお読みになりますか?

著者紹介

ミロラド・パヴィチ

1929年10月15日ベオグラード生まれ。2009年11月30日同市で死去。セルビアの17〜19世紀文学を専門とする文学研究者で、ノヴィサド大学およびベオグラード大学で教授をつとめた。『バロック期セルビア文学の歴史』は研究者としての代表作。詩が出発点である創作の分野では、本書の他に『風の裏側』『帝都最後の恋』など奇想の宝庫とも言うべき作品多数。

青木純子 (アオキジュンコ)

1954年東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。訳書に、K・モートン『忘れられた花園』、M・パヴィチ『風の裏側』、L・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』、B・S・ジョンソン『老人ホーム』、G・アデア『閉じた本』、A・クルミー『ミスター・ミー』、K・アトキンソン『世界が終わるわけではなく』、M・レヴィツカ『おっぱいとトラクター』他。