一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事 ホントウノフローラ ほんとうのフローラ〈上〉
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内容紹介
あたしは魔法執事といっしょに消えたりせず、成人のお祝いも無事終わった。パパも部屋にこもるのをやめてくれた。すべてうまくいったみたいだった。甘かった。正気に戻ったパパは、酔っぱらっていたときより始末がわるかった。軍隊式の毎日でパパには絶対服従。親友のウードとクラブに行ってみれば、ウードは石炭女に夢中。ぷりぷりして行ったトイレでは便器から巨大なイカの触手が。アンドレ・ノートン賞受賞のファンタジー第二弾。